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ぺぺぺの会について紹介します



みなさん、こんにちは。

『ぺぺぺの会』会員のすずきです。


このあいだ、劇団会議がありました。


劇団員であれやこれやと話しているうちに、

話は、Twitterでの宣伝の話になりました。



みやざわ「なんか最近、Twitterの反響少なくない?」

ありま「そうですよね」

いしづか「あんまりフォロワーも増えてないですよね」

すずき「どうしたんだろう」

みやざわ「ちょっと僕らのTwitter見てみようか」



・・・・・













・・・・・



一同「いやこれ、やりたいことぜんぜん分からなくない?」


みやざわ「だれ?ナスとか書いてるの」

ありま「というか更新のルール守ってください」

みやざわ「ごめんなさい」

きむら「バイトいってきまーす」


・・・というような感じだったので、



これからこのブログで、

『ぺぺぺの会』はどういうことをやっていくのか

全5回で劇団員たちが詳しく書いていきたいと思います。


きょうは、制作担当すずきが、

『ぺぺぺの会』について紹介します。



まず、

『ぺぺぺの会』のホームページには、


『ぺぺぺの会とは、あたらしい演劇のあそび方をかんがえる集まりです』

というようなことが書いてあるかと思います。


『あたらしい』って、なんでしょうね。

『あたらしい』、『あたらしい』、『あたらしい』・・・。


そもそも、すべての芸術は新しいのではないかしら、

というような、気もしてきます。



逆に、

これまで演劇を観たことがない人がイメージする演劇って、

どんなもんでしょうか。


「大きな声でセリフをしゃべってる」

「多部未華子さんかわいい」

「何を観ていいのかよくわからない」

「実際に行かないといけないからめんどうくさい」

「狭いところに閉じ込められる」

「多部未華子さんかわいい」


・・・みたいな、感じかと思います。(イメージです)


・・・・・けっこう、

日本の演劇、やばくね?



私だけなのかもしれないですけど、

初めて観に行く小さい劇団の演劇って、何されるかわからないから怖くないですか?

身動き取れないなか、地獄の2時間を過ごすことになるかもしれないわけですし・・・。


となると、

演劇をこれまで観たことのない人にとっては、

演劇を観るって、なかなか大変だと思うんです。


面白いかわからないし、

つまんなくても終わるまで出られないし、

メールもみられないし。




それこそ、知り合いが出ているとかじゃなかったら、

「よし、映画観にいこ!イッエーイ!」ってなりますよね。



だって、

普通に「カメラを止めるな!」観れば、一時間半絶対面白いわけだし!

ついでに、映画を口実に女の子をデートに誘えば、

吊り橋効果的に、女の子の高感度アップするかも知れないし!

それに、映画館は駐車場あるから、ドライブデートできるし!

うまくいけば、終わったあとワンチャン・・・!


・・・映画サイコー!!





・・・




・・・そんな映画に演劇は勝てるのか?



そこで、

私たち「ぺぺぺの会」は考えました。

演劇って、暗黙の了解が多すぎるんじゃないかと。


たとえば、

「飲食をしてはいけない。」

「携帯電話は電源から切らないといけない」

「おしゃべりしてはいけない」

「席を移動してはいけない」

「おもしろくなくても、最後まで観ないといけない」

などなど・・・。


このような、

「これって本当に必要なのか」という疑問が、

『ぺぺぺの会』のあたらしい演劇のスタート地点でした。


じつは、本当に必要なのかもしれないし、

まったく必要ではないのかもしれません。


けれど、

もしかしたら、こういう制約を外せば、

演劇はもっと面白くなるかもしれないし、

演劇をふだん観ない人も劇場に来てくれるかもしれない。


そういう思いから、

今度の公演ではいろいろなことに挑戦してみます。



たとえば、

つぎの公演では、上演中のスマホ、OKです。

その場で、お気に入りのシーンを撮影してインスタにアップすることもできますし、

同じ劇場にいるお客さんと、そのつど感想をシェアできるようにします。


また、

上演中のお食事もOKです。

おいしいものを食べながら、演劇観られたらいいなあ、と。



本当のところどうなるか、

実は僕らにも分かっていません。

だけど、演劇というジャンルの新しいあり方が模索していきたいです。


まだまだ未熟な『ぺぺぺの会』ですが、

応援していただけたら嬉しいです。

よろしくお願いします。


以上、制作担当のすずきでした。



 

『一人称^自分』

作・演出:宮澤大和

原案:フョードル・ドストエフスキー『地下室の手記』

キャスト 石塚晴日(ぺぺぺの会) 岩瀬善太郎 岡ありさ(劇団木霊) 金澤卓哉 佐藤鈴奈(劇団木霊) 広瀬匠馬 藤沢千代

スタッフ 制作 鈴木南音 石塚晴日 演出助手 有間絵未 舞台アドバイザー 木村りな (以上、ぺぺぺの会) フライヤーデザイン 羽田朱音

日時

 11月16日(金) 20:00-

 11月17日(土) 12:00- / 20:00-

 11月18日(日) 13:00- / 18:00-

チケット

学生:2500円

一般:3000円

上演台本PDFつき 前売り券  (上演前に戯曲をご覧になれます)

学生:3000円

一般:3500円

ご予約

10月1日からご予約承ります。

場所

 (JR渋谷駅より徒歩約15分、恵比寿、代官山、表参道駅から徒歩約15分) 


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